凶祓いの男 [ マガバライノオトコ ]
(各キャラのイメージ。当時描いた漫画に遵守。)
「凶祓いの男」いかがでしたでしょうか。
ろきのめでたき声劇台本処女作となりましたこの作品、実は原作があります。
本作は元々、僕が高校の部活の方で描いた同名の短編読み切り漫画のストーリーを
台本用にアレンジしたモノです。
大まかな物語進行は同じですが、台詞や細かい動作などはだいぶ変えてありますし
状況説明を漫画には登場しなかった「語り」で補っています。
さて、作中において最もしゃべりが長い役「語り」。
本来ナレーションはここまで表立つような役割ではないと思ってるのですが
物語文章を書く上でどうしてもこれまでの「小説を書く時のクセ」が抜けず
かなり小説的になってしまいました。
ただ、物語朗読などでは形式としてはメジャーですし
声劇台本としてレアなケースであるならば、試みとしては面白いんじゃないかなぁと。
とりあえずは今後脚本を描く上の糧としていこうと思います。
配役3人というのは声劇脚本としては少なめな方と思われますが
ろきがメインで通っている声劇部屋では意外と需要があったりします。
今回この話を書こうと思ったのもそれが理由のひとつで
探しても3人台本てあんまり出てこないんですね。
ないなら作ればいい、てな感じで勢いだけで書いたような台本ですが
なんとか利用価値の見出せるものになっていればと願うばかりです。
基本的には利用における承諾請求などは一切必要ありませんが
使用報告なり作品の感想なりくれると非常に嬉しく思います。
「面白かった」でも「つまんなかった」でも、あるいはただ「使いました」でも
自分の作ったモノに対して反応があると次回への励みとなりますので。
ありがとうございました。
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